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外壁塗装
外壁は、昼夜を問わず、直射日光や雨風から建物を守ってくれています。その外壁をさらに強固なものとしているのが「外壁塗装」です。塗装には様々な効果があります。
- 建物の保護
- 日光の紫外線や風雨による腐食から建物を守り、老朽化を防ぎ、長期間保護します。
- 建物の美観UP
- お好みの色や質感の塗料を塗ることで、建物の見た目がさらに美しくなります。
また、光触媒効果のある塗料を使うことで、消臭・防汚効果などが半永久的に持続します。
- 遮熱効果・断熱効果
- 夏場は温度の上昇を抑え、冬の暖房効果を高めるなど、快適な内部環境を作ります。
- 防藻
- 緑色の藻の発生を防ぎます。
- 防カビ
- 見た目も悪い黒カビの発生を防ぎます。
塗り替えの必要性
外壁は紫外線や風雨から建物を守ってくれていますが、長年それらにさらされ続けることで、徐々に劣化していきます。特にひび割れなどができてしまうと、そこから雨水などの侵入を許し、建物自体を傷めることに繋がります。そこで、定期的に塗装を塗り替えることで、外壁の劣化を防ぎ、ひいては大切なご自宅を長持ちさせることに繋がります。
取り扱いお勧め塗料
外壁によく使われる塗装の耐用年数は下記のとおりです。
- アクリル系塗料 4~ 6年程度
- ウレタン系塗料 7~10年程度
- シリコン系塗料 10~13年程度
- 光触媒系塗料 12~15年程度
- フッ素系塗料 13~18年程度
(※建物の立地、気象状況などで短くなる場合もございます)
耐用年数が長いものほど高価になりますが、その代わり建物を長期間、綺麗で安全に保てます。
お客様のご予算や建物の立地などに合わせてご検討ください。
屋根塗装
屋根もまた外壁と同様、24時間365日、雨や太陽の熱や紫外線から建物を守ってくれています。屋根塗装に求められる役割は、防水性、断熱性、遮熱性、防腐性といったものになります。屋根は外壁よりもさらに雨・太陽熱・紫外線と直接対峙することになりますので、塗装の種類や技術の違いによる差異が、より大きく出てきます。遮熱性については、エアコンなどの空調設備の省エネ効果に大きな違いが現れます。
補修の必要性
屋根もまた外壁と同様、年数の経過とともに次第に塗膜が劣化し、防水性、防カビ性、遮熱性、紫外線耐性といった性能が失われます。特に防水性の劣化については、そのままにしておくと屋根の建材そのものを傷め、内部への浸水を許してしまい、最終的に大規模な工事が必要になることもあります。そのため、定期的なメンテナンスが必要となります。
屋根塗装の塗り替え時期
屋根塗装の塗り替え時期は屋根の建材により異なります。一般的にスレートは10年、トタンは5~8年といわれていますが、直射日光・風通り・湿度といった気象環境や、屋根の形状、屋根の施工状態によっても異なってきます。また塗り替えが2回目以上だと、前回の塗装技術も大きく影響されます。
特殊塗装
エイジング塗装
エイジング塗装とは、塗料や道具を使って傷や汚れ、サビ、剥がれといった風合いを加え、まるで何百年と経過したアンティーク品のように表現する技法です。木や金属、漆喰、モルタルなど、あらゆる新品をアンティーク風に演出できます。歴史ある建物や古い調度品などに馴染む、落ち着いた空間を作り出すことが可能です。
使用する塗料の種類や手法には決まりはなく、施工場所やお客様の求める仕上がりによって、施工者が判断する必要があるため、施工者の技術やセンスが求められます。
マーブリング
大理石(=マーブル)風の模様を表現する塗装技術です。実際に大理石は用いると費がかかり、重いため工事が難しいといった問題が発生しますが、塗装であれば、費用を抑えながら豪華な空間を演出することが可能です。
スポンジング
塗料を少量付けた海綿の凹凸をいかして軽くポンポンと押していくことで、一面塗とは異なる味のある雰囲気を演出できます。単色だけでなく、同色の濃淡や違う色を重ねてもまた素敵な仕上がりとなります。